NANA★LAND

ぐだぐだ日記としか、、、

6月24日(土)ジオストーム~ごくごく近い地球の慣れの果てとしての未来~1/3

 ごくごく近い地球の慣れの果てとしての未来

 

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 (映画【ジオ・ストーム】の主役気象衛星じゃなくて、気候制御衛星ダッチボーイ)

(ただの衛星に見えますが、地球の気象を自由自在にいい感じにしてくれます)

 

 

 ここに不思議な映画がある。

 エンドロールが流れた時に爽快感と満足感に体全体どころか半径三メートルが包まれる。見て、よかったと思う。

しかし、そんな幸福オーラに包まれている感覚は、エンドロールを観た日を頂点として、日を追うごとに跡形もなく消え去っていく。

 それどころか、あれほど幸せに感じていた感情の波が怒りにさえ変わる。

 そうして悶々とする日々を過ごすのだが、結局、それはなんというか映画のせいではなく、自分のごちゃごちゃしたモノの見方のせいなのではないかと思ったりする。

 そうした映画にはたまにしかお目にかからないけれど、その典型がこちら「ジオ・ストームだ。

 

 

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(なんか、既視感ばりばりですよね。。高層ビルの合間に津波。巨大氷塊)

(あたりです。。あなたが思ったまんまの映画です(笑))

 

 ちょっと長いのですが、今回も映画レビューの体裁をとらず、思い切りざっくばらんな感じで感想をつづっていきたいと思います。

 

 

 

 

【パッケージングされた感情起動装置としての災害映画】

 

 

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(主人公役はジェラルド・バトラー。。300の人です。というかスリーハンドレッドでしか見ていませんが、マッチョな体形そのままでエンジニアというか科学者です)

 

 みなさん、もうおつきあい長いというか「地下言語」のブログをちょいちょい見ていただいている読者であれば、この映画を見て、ナナエが何をいいたいのか想像つくと思います。まず、この映画、けっこう泣きました

 

 

 いや、なんていうか後半、ずっと号泣です。ほんと、弱いんですよ笑

 家族の和解っていうテーマにというかフローに、というかテンプレに。

 簡単に映画のストーリーを言うと、地球を救うために一人の男が宇宙に旅立ち、長いこと仲違いをしていた弟と和解し、地球(人類)を救い、無事に地球へ帰還してかわいい娘を抱きしめるというものです。

 

 大泣きです(笑)

 

 そういうわけで、アルマゲドン的な展開まんまではあるのですが、アルマゲほど映像的にスペクタクルではなく、

 ちょいちょいデンジャラスな映像美というか残念映像がありつつ、

 私的には家族の和解と人類の危機脱出の前にはそれこそ、そんなことはどうでもええ、となるというような「卑怯」な作りになっています。

 

 

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(うわ、暑苦しい(笑)アルマゲ。。こっちもねえ、すげえ号泣しちゃう(笑))

 

 

 と、ここまでお読みになってわかったかと思いますが、この映画はですね、なんというか「泣かされたけど、ただじゃ泣かされねえ」という私の深層心理がかいまみられる感想となっています。

 

 今更なんですが、映画の目的が観客の「感情」を揺さぶることを至上命令としている以上、この映画は私をたっぷり「泣かせて」くれたのです。

 それが、ハリウッド的パッケージングされた完璧な「泣き」のフローだったとしてもいいんです。

 「泣かせる」感情喚起テクニックがハリウッドで蓄積されている以上、それ自体はすばらしいことですし、それにみごとにはまる私は「ぎりぎりふつうの人間」でいられるような気がして、はっきり言うと、こういう単純な家族の和解で泣ける自分にほっとしているわけです。

 

 しかし、なんというか、この映画、一言でいうと、いかがわしいのです。

 

 いかがわしいを通り越して、グロテスクでさえあります。

 こののいかがわしさというのは映画の冒頭からエンドロールまでずっと胸やけをおこさせるようなものなのですが、パッケージングされたお涙頂戴の展開に顔はぐしゃぐしゃになっているのです。

 そんなテクニカルなことをやってのける奴はいったいどんな奴なのか。

 その真犯人を今日は語ってみたいと思います。

 その名をジオ・エンジニアリングと言います。